快適さが段違い?!失敗しない注文住宅の窓選びのコツとは?

公開日:2021/02/01  最終更新日:2021/02/19

注文住宅で窓を選ぶときに、何をポイントに選んでいますか?「オシャレな窓がいい」と見た目を重視して選んでしまいがちですが、構造や機能を理解しておかなければ、家を建てたあとで後悔してしまうかもしれません。窓は種類が豊富にあり悩む人が多いので、迷わないように人気のある窓や広く採用されている窓をピックアップして紹介しましょう。

窓の種類はどんなものがある?

住宅に用いられる窓は、構造によって20種類以上に分類されます。今回は住宅でよく用いられる窓をピックアップして紹介しましょう。

■引き違い窓
引き違い窓は住宅で最も採用されている窓
です。2枚以上のガラス戸を左右にスライドさせて開閉します。窓を設置する高さによって呼び方が変わり、「掃き出し窓」「肘掛け窓」「腰高窓」などさまざまな呼ばれ方をされますが、構造に違いはありません。また、開閉できる窓の数によって片引きや両引きとさらに細かく分類されます。

■上げ下げ窓
上げ下げ窓は引き違い窓が横方向にスライドさせるのに対し、上下にスライドさせて開閉させるタイプを指します。窓の開き方の構造によって、「シングルハング」「ダブルハング」「バランス上下」の3種類に分けられるようです。引き違い窓に比べ防犯性に優れていますが、開閉操作が複雑になりがちです。

■すべり出し窓
すべり出し窓は、窓枠に設けられたレールに沿って窓を外側にすべり出させるタイプです。左右に開閉する縦長のものを「縦すべりだし窓」と呼び、下部を開閉する横長のものを「横すべりだし窓」と呼びます。引き違い窓と比べると気密性が高いのが特徴です。横すべり出し窓は開くことで屋内への風量を増加させ、横すべり窓は雨水の侵入を防ぎながら通風を確保する機能があります。

■出窓
出窓は窓の開口部を外側に突き出した窓で、空間に奥行きができるので部屋を広く見せる効果があります。長方形や多角形(ベイウィンドウ)、弓形(ボウウインドウ)などがあるようです。

■倒し窓
倒し窓は、窓の下部または上部を軸に開閉するタイプです。下部を軸に内側に倒す窓を「内倒し窓」、外側に倒す窓を「外倒し窓」、上部を軸に外側に開いて倒す窓を「突き出し窓」といいます。

■ルーバー窓(ジャロジー窓)
ルーバー窓(ジャロジー窓)は細長いガラス板をブラインドのように配置し、ハンドル操作でガラスの角度を自由に調整できる窓です。通気性がいい反面、気密性が下がってしまう欠点があります。

■はめ殺し窓(FIX窓)
はめ殺し窓(FIX窓)は窓枠にガラスをはめ込み固定した窓で開閉機能がついていません。採光を目的とした窓ですが、丸形など形状の自由度が高いことからデザイン目的で採用されることも多いようです。開閉できないので気密性や防犯性が高いといわれています。

■天窓(トップライト)
天窓(トップライト)は天井や屋根に取り付ける窓を指します。壁に設置する窓と比較すると3倍の採光を確保できますが、日差しが強い夏場などはかえって逆効果になってしまうようです。高いところに設置されるので、手入れが難しいという点も覚えておかなければなりません。

窓ガラスの素材とそれぞれの特徴

窓ガラスに使用される素材は「ガラス」「アクリル」「ポリカーボネート」があり、それぞれの特性や設置場所によって素材を変えています。

■ガラス
ガラスは最も一般的な素材で、熱に強く傷がつきにくい特徴があります。物理的な衝撃に弱いのが欠点です。

■アクリル
アクリルは透明度と耐久が高く、加工しやすいのが特徴です。装飾窓や景観が重視される窓に採用されています。

■ポリカーボネート
ポリカーボネートは、衝撃に対して強く割れにくいプラスチックの一種です。強い衝撃に耐えられるので、保育園などの窓などに使われています。

窓枠の素材とそれぞれの特徴

窓枠(サッシ)の素材は「アルミ製」「木製」「樹脂製」の3種類があり、それぞれを単独または組み合わせて使用します。

■アルミ
アルミ製は耐久性が高く軽いのが特徴です。腐食にも強く設置場所を選びません。しかし金属という特性上、外気の影響を受けてしまうので断熱性が求められる場所には向いていないといわれています。ほかの素材に変更するか、組み合わせて複合使用するとよいでしょう。

■木製
木製は、機能性よりも見た目重視だと考えた方がよいでしょう。ほかの素材に比べ腐食しやすいので耐久力が低くなりますが、木目や色を楽しめます。

■樹脂製
樹脂製はアルミ製に比べ耐久性は劣りますが、熱が伝わりにくいので断熱性が高い特性があります。寒冷地など室内と室外の温度差が大きい地域などに向いているようです。

窓選びのポイント

窓は快適な生活を送ることに影響するので、適当に選んではいけません。窓選びの一番のポイントは「機能性」で、デザインにこだわって機能を疎かにしないようにしましょう。断熱性や遮音性など、使用目的に合わせて選ぶようにしてください。何を重視するかハッキリさせておけば、窓選びは難しくありません。候補を複数挙げてその中から選ぶとよいでしょう。

窓の配置で注意するべき点

窓の配置を検討する時に大切なのは、「採光性」と「プライバシー」です。窓を設置する一番の目的は採光です。窓の数が少なすぎても多すぎても支障がでてきます。また、設置する窓の形状や大きさ、他の窓との位置関係を考慮して配置しなければいけません。また、外から建物の中が見えるような配置も避けることが大切です。1か所ごとに考えるのではなく、建物全体のバランスを見ながら配置するようにしましょう。

 

窓には種類がありそれぞれに特徴があるので、場所や目的に合わせて選ぶことが重要です。窓は機能性を重視して選び、採光性やプライバシーを考慮して、建物全体のバランスを見て配置するようにしましょう。

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