【一生住みたい家】注文住宅で平屋を建てるメリット・デメリット

公開日:2021/01/15  最終更新日:2021/02/19

近年、平屋の人気が高まってきていますが、メリットやデメリットを詳しく把握している人は少ないのではないでしょうか。建ててしまってから後悔しないように家づくりをしたいものです。そこで今回の記事では、人気が高まっている平屋について紹介していきます。これから住宅建築を検討しており、平屋に興味がある人は、参考にしてください。

平屋とは?

平屋とは1階建ての建物のことをいいます。リビングや寝室、水回りなどが2階もしくは3階にわかれているのではなく、ワンフロアにすべて揃っている家のことです。2階建てや3階建てのように階段をつくる必要がないため、間取りの自由度が高くなります。

また、近年では正方形や長方形に作らず、コの字型にして、中央に中庭をつくったり、洗濯スペースをつくったりするなど、実用的な使い方ができるのも特徴です。

平屋を建てるメリット

人口の増加や土地活用のため、2階建て以上の住宅が一般的となってきましたが、そもそも日本ではほとんどの住宅が平屋でした。その背景には、平屋を建てるメリットが多いということが挙げられます。

◆ワンフロアの開放感
平屋の魅力の1つである開放的な空間は、2階建ての家では実現が難しいでしょう。平屋は天井高を高くしたり、勾配天井を活かしたりすることで、開放的な空間を演出できます。天井が高くなるだけでも、屋内が広く見えるのが魅力的です。さらに、階段での上り下りが必要ないため、バリアフリーに適しているといわれています。

◆地震、災害に強い
また、平屋は地震や災害に強いといわれています。2階建て以上の住宅と比べると、平屋は構造的に重心が低く、建物そのものの重量も軽いため、高い耐震性を実現することが可能なようです。万が一、火災が起きたとしてもすぐに避難できるのがメリットでしょう。火は上にあがる特徴があるため、1階で火災が発生すると2階へと広がっていきます。しかし、平屋の場合は1階建てのため、避難しやすいのです。地震や災害に強いため、安心して快適に暮らせるでしょう。

◆ライフスタイルの変化に対応できる
ライフスタイルの変化に対応しやすいのも平屋のメリットとして挙げられます。ライフスタイルの変化によって、2階、3階建てでは使わない部屋が出てくる可能性があるでしょう。リフォームしたとしても、階段を壊すわけにはいきません。しかし、平屋ではもともと4LDKだった間取りを2LDKにして、ゆったりと暮らす空間にリフォーム可能です。また、年を重ねていくことに足腰が弱くなり、階段を上り下りするのが辛くなるかもしれません。平屋はワンフロアですべてが完結しているため、階段の上り下りが必要ありません。したがって、家族のライフスタイルの変化にも対応しやすいのがポイントです。

平屋を建てるデメリット

これまで平屋を建てるメリットについて説明してきました。ここでは、デメリットについて紹介しましょう。

◆広い土地が必要
平屋を建てるには広い土地が必要となり、これについては建築基準法と関係しています。建築基準法により、建ぺい率というものが定められているのです。建ぺい率は土地や地域によってさまざまですが、50~60%が一般的とされています。40坪の土地で建ぺい率が50%だとすると、土地(40坪)の50%である20坪分の建物しか建てられないということです。1坪3.3平米なので、66平米の建物であれば建てることができます。家庭によっては手狭に感じられるでしょう。

そこで、2階建てにすることで広さを確保しているのです。同じ40坪で建ぺい率が50%でも、1階部分に20坪、2階部分に20坪となるので、合計40坪の広さの家を建てられます。したがって平屋を建てる場合は、土地や建ぺい率にもよりますが、広い土地が必要になるのです。

◆坪単価が高くなることもある
また、平屋は一般的に建築費用が高くなるといわれています。平屋の場合、屋根が2階建ての建物と比べると、約2倍の広さになるでしょう。そのため、使用する屋根材によっては、高額になることがあります。また基礎部分についても、2階建ての建物の約2倍の広さが必要になるため、その分建築費用が高くなるのです。

◆場所によっては日当たりが悪くなる
選ぶ土地や周りの環境によっては、日当たりが悪くなる場合があります。土地が広くて隣家との距離が離れている場合であれば問題ありません。しかし、隣家との距離が近い場合、隣家が平屋ではなく2階建て以上だと、時間によっては日当たりが悪くなることがあります。土地や周りの環境を吟味した上で、平屋を検討していく必要があるのです。

 

人気が高まってきている平屋について紹介しました。平屋を建てることで、災害や地震に強い家で暮らせます。また、階段が必要ないため、ライフステージが変化してもリフォームや建て替える必要がないというのも魅力的でしょう。

しかし、平屋を建てるにはある程度の広さの土地が必要で、建築費用も高くなる場合があります。予算やライフスタイル、土地などを総合的に判断して決めていくのがよいかもしれません。

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